僕がやっている小論文の添削のアルバイト。


僕が添削し、社員さんがそれをさらに添削するという二重添削で万全の添削をするようになっています。


大体、早くできるようになって一時間に2,3枚添削できると言われています。



しかし、先日。


仕事をたくさんしたくなってホイホイ依頼を受けていた僕は全く小論文に手をつけることができなかったのです。
ちゃんと計画を持ってやらなければならないのですが・・・orz


さて、焦って騒ぎ立てるならいくらでもできる。


しかし、そんなのは時間の無駄。



仕事を終えたのが社員さんへの提出日の一日前というか、当日午前三時。



本社へ提出しにいくためには12時半に家を出なければならない。


残り時間は9時間半。


枚数は15枚。


しかも、初めての形式だ。


そう。小論文添削の課題はたくさんあり、その度に添削方針を変えなければならないので、時間がかかるのだ。今回は今までやったことがないものだ。


今までの能率で15時間かかる。


一枚1時間かかってきた僕には9時間とは絶望的な残り時間だ。 



さて、どうする・・・?








どうするも何も・・・


























間に合わせるしかないじゃないかっっっ






僕の脳が回転する。


今日は連日の疲れで休憩なしというのは無理だろう。

既に背中にガタが来ている。めちゃくちゃキツイ。


ならば、一枚終えるたびに休憩をいれ、一回ぐらい仮眠を入れよう。






そう決め、あとは添削して、休憩して、の繰り返し。


どれだけ疲れてても本気になったら10分寝てまた起きれるというように自分をコントロールできるのは僕の強みです(その前に計画力をつけろ)



そうすると、

45分、

30分、

25分、

と添削一枚にかかる時間が縮まっていき、最後は一枚15分というハイペース。


神が舞い降りましたwwww







しかし、です。


できていても、ただ適当になっているだけかもしれません。

全ては社員さんが添削して言うコメントにかかっているのです。







「あちィ・・・・・」



本社前まで来た僕。


徹夜明けには答える暑さです。




「徹夜で神速で仕上げたからひどい出来だろうなwwwクビは予想しておこう」

と考えながら第二添削を開始。



社員さんの動きは・・・・・








ペラリ。

ペラリ。

ペラリ。

ペラリ。




・・・・・なんと。



「添削文句なし」という添削がどんどん積み重なっていくではありませんか。





「じゃあ、こことここを直してくださいね」


といわれたのは15枚中4枚程度。




今までで最短で、今までで最良の添削に終わったのでした。






このことから僕は考えたのです。

それは


「守破離の守と破は同時並行でいかねばならない」


ということです。




(守破離)

→稽古を積む課程、すなわち修行における順序を表す言葉で、独自の境地を拓く、道すじとして、師の流儀を習い、励み、他流をも学ぶことを重視した教えである。

一般的には、
「守」は、師についてその流儀を習い、その流儀を守って励むこと、

「破」は、師の流儀を極めた後に他流をも研究すること、

「離」は、自己の研究を集大成し、独自の境地を拓いて一流を編み出すこととして説明される。

武道における修行が人生に深く関わっている以上その修行には限りがない。すなわち限りなき修行に没入することを最終的には求めている言葉である。  

                       [参照]武道論十五講、不味堂出版






今回のことは

小論文添削の基本にしっかり則って、じっくりやることを「守」とするなら、

「破」とは自分のペースや添削のコツを掴んで効率を高めようと試行錯誤していくことです。



先生の教えや基本を吸収しようとする謙虚さ、素直さも大事ですが、

それを「実践したい」とか「もっと早くなりたい」と思うのもいいのではないでしょうか。



仕事とは昨日の作業を今日は同じ質で昨日より早く終わらせること


そう思います。


少しも成長が見られないのに「俺は仕事している」とか「これでも頑張っている」とか言ってはいけないと思います。





ほんの少しでも改善の余地が見られないようなら、それは仕事とは言えず、それは単なる「作業」ではないでしょうか。



そう考えると、一生勉強ですね。ひー。大変だ。





だがそれがいい
















だから、教えてもらうことをいつまでもインプットするだけでなく、実践してみよう、もっとよくしようと同時にやるからこそ、またインプットが深いものになると思います。


今回は「破」をやってはじめて自分がもっと早くできるんだということを理解できました。

「破」をしなければ、自分の能力がどれだけあるかの指標もできません。


その後でまた「破」を続けなければ、成長しているかどうかもわかりません。



教えてもらっていることに感謝の念を抱きながら、

「それを実践することが礼儀だ」と思って、みなさんも「破」をやってみませんか?



「破」の無い人間に、永遠に成長は訪れないと思いますからずっと頑張り続けたいものです(^^)


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